さくらのレンタルサーバーを簡単に高速化する方法→→→ロリポップ!へWordPressの引っ越し

ロリポップ!へさくらのレンタルサーバーからWordPressを移行

記事内に広告を含みます

さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランを長年使っていますが、もっと速いレンタルサーバーを求めて、爆速宣言のロリポップ!のライトプランへWordPress(ワードプレス)サイトへの引っ越しを検討しました。 WordPress(ワードプレス)の引っ越し手順の解説と表示速度の比較をおこなっていますので、現在さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランを利用している方と契約を考えている方はぜひ参考にしてください。 ロリポップ!の新規登録は、初期ドメイン、パスワード、連絡先メールアドレスを登録し、電話番号認証すれば、それ以外の個人情報は下記に表示されているものだけです。 お試しで利用するためにクレジットカードや銀行口座を登録する必要はありませんので、気軽にロリポップ!を試すことが可能です。
ロリポップ新規登録に必要な情報

ロリポップ新規登録に必要な情報

サーバープランの比較

ロリポップ!のライトプランとさくらのレンタルサーバーのスタンダードプランを比較すると初期費用は、ロリポップ!のライトプランが約500円高いものの月額費用は約150円安く、利用開始から3ヶ月経過するとロリポップ!ライトプランの方が費用が安くなります。 ロリポップ!は全プランでSSDを採用しているため表示速度に期待が持てます。 転送量はさくらのレンタルサーバースタンダードプランの方が約1.5倍多くなっています。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

ロリポップ!とさくらのレンタルサーバーのプラン比較
比較項目 ロリポップ! ライトプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
初期費用 1,500円 953円
月額費用
(年間契約時)
250円 397円
ディスク種別 SSD HDD
ディスク容量 100GB 100GB
転送量 約3TB/月 (100GB/日) 約4.8TB/月 (160GB/日)

さくらのレンタルサーバーからロリポップ!へのWordPressの引っ越し手順

ロリポップ!の契約をおこないユーザー専用ページにログイン後、下記の手順を実行するだけでさくらのレンタルサーバーで公開していたWordPress(ワードプレス)サイトをロリポップ!に引っ越すことができました。 WordPress(ワードプレス)の引っ越しといえば、専門知識が必要で難しいというイメージを持っている人も多いと思いますが、ロリポップ!への引っ越しであればその心配は不要です。 引っ越し手順は以下のようになります。 ①ロリポップ!のユーザー専用ページにログインし管理画面から「サイト作成ツール」→「WordPress簡単引っ越し」を選択 ②さくらのレンタルサーバーで管理している ・WordPressの公開URL ・WordPressのログイン ユーザー名 ・WordPressのログイン パスワード を入力 ③ロリポップ!で公開したいWordPressの公開URLを入力 ④「引っ越しを開始する」ボタンをクリック たったのこれだけで、WordPress(ワードプレス)の引っ越しが完了します。 実際のキャプチャー画面を見えば誰でもできることが理解できると思います。
さくらのレンタルサーバーからロリポップ!へのWordPress移行手順

さくらのレンタルサーバーからロリポップ!へのWordPress移行手順

「引っ越しを開始する」ボタンをクリックすると画面に切り替わり、5ステップある移行手順が順次進んでいき「引っ越し完了」まで進むと無事さくらのレンタルサーバーからロリポップ!への引っ越しが完了します。 データベース使用量118.91MB、89記事が公開されているWordPress(ワードプレス)の引っ越しに要した時間は約5分でした。 引っ越し完了後、ロリポップ!に移行されたWordPress(ワードプレス)の公開URL、管理者ページのURLが画面下に表示されます。
さくらのレンタルサーバーからロリポップ!へのWordPress移行ステータスと結果

さくらのレンタルサーバーからロリポップ!へのWordPress移行ステータスと結果

ロリポップ!とさくらのレンタルサーバーの表示速度比較

ロリポップ!の「WordPress簡単引っ越し」機能を使い無事WordPress(ワードプレス)の引っ越しが完了しましたので、引っ越し先のロリポップ!と引っ越し元のさくらのレンタルサーバーの表示速度を比較しました。 表示速度比較の前提となる条件は下記になります。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

ロリポップ!とさくらのレンタルサーバーの表示速度実測条件
比較項目 ロリポップ! ライトプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
PHPのバージョン 7.4.12 7.4.10
WordPressの
バージョン
5.5.3 5.5.3
公開記事数 89記事
データベース使用量 約120MB
有効プラグイン 22個

Google PageSpeed Insightsでパフォーマンス計測

まずは、Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)によるパフォーマンスを計測です。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)によるパフォーマンス測定結果
比較項目 ロリポップ! ライトプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
Performanceスコア 98 96
First Contentful Paint 1.4秒 1.6秒
Speed Index 3.7秒 4.2秒
Largest Contentful Paint 1.4秒 1.6秒
Time to Interactive 1.6秒 1.6秒
タイミングを変えて何度か実行しましたが、ロリポップ!ライトプランの方がPerformanceスコア、表示速度が速いという結果は変わりませんでした。

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)でパフォーマンス計測

続いて、Gtmetrix(ジーティーメトリクス)でもパフォーマンスを計測してみました。 Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)と同様に何度か実行してみましたが、こちでもロリポップ!ライトプランの方がパフォーマンスが高いという結果は変わりませんでした。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)によるパフォーマンス測定結果
比較項目 ロリポップ! スタンダードプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
GTmetrix Grade B B
Performance 84% 80%
Largest Contentful Paint 1.6秒 1.7秒

ロリポップ!スタンダードプランと比較

さらにロリポップ!のプランをライトプランの上位プランであるスタンダードに変更して、さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランと比較をしてみました。

Google PageSpeed Insightsによるパフォーマンス計測

Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)の計測結果です。 ロリポップ!のプランを上位に上げた結果、さくらのレンタルサーバー スタンダードプランとの差が開きました。表示速度のバラつきもロリポップ!は少なく、逆にさくらのレンタルサーバー スタンダードプランは、表示速度のバラつきがあり極端に遅い時が何度かに一回発生します。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)によるパフォーマンス測定結果
比較項目 ロリポップ! スタンダードプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
Performanceスコア 99 93
First Contentful Paint 1.4秒 1.6秒
Speed Index 2.9秒 5.3秒
Largest Contentful Paint 1.4秒 1.6秒
Time to Interactive 1.4秒 1.6秒

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)によるパフォーマンス計測

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)の計測結果です。傾向は、Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)と同様で、ロリポップ!ライトプランの圧勝です。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)によるパフォーマンス測定結果
比較項目 ロリポップ! ライトプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
GTmetrix Grade B C
Performance 84% 63%
Largest Contentful Paint 1.5秒 2.4秒

ロリポップ!ハイスピードプランと比較

ロリポップ!のプランをさらに上位プランのハイスピードに変更して、さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランと比較をしてみました。

Google PageSpeed Insightsによるパフォーマンス計測

Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)の計測結果です。 実施タイミングにもよりますが、表示速度の差はさらに顕著になりました。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

Google PageSpeed Insights(グーグル ページスピード インサイト)によるパフォーマンス測定結果
比較項目 ロリポップ! ハイスピードプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
Performanceスコア 99 93
First Contentful Paint 1.4秒 1.6秒
Speed Index 2.6秒 5.6秒
Largest Contentful Paint 1.4秒 1.6秒
Time to Interactive 1.4秒 1.6秒

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)によるパフォーマンス計測

続いて、Gtmetrix(ジーティーメトリクス)の計測結果です。 ロリポップ!ハイスピードプランの方が月額費用が高いので当然といえば当然なのですが、結果は一目瞭然です。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

Gtmetrix(ジーティーメトリクス)によるパフォーマンス測定結果
比較項目 ロリポップ! ハイスピードプラン さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン
GTmetrix Grade B D
Performance 85% 51%
Largest Contentful Paint 1.5秒 3.3秒

表示速度で選ぶならロリポップ!

さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランとロリポップ!のライトプラン、スタンダードプラン、ハイスピードプランの表示速度を比較しましたが、すべてのケースでロリポップ!の表示速度がさくらのレンタルサーバーのスタンダードプランを上回りました。 表示速度を測るためのコンテンツは同一なので、様々な要素はあるものの表示速度だけでいえば、ロリポップ!優位なのは間違いありません。
さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランとロリポップ!のハイスピードプランの比較

さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランとロリポップ!のハイスピードプランの比較

レンタルサーバーの決定するための要素が表示速度だけではありませんが、SEOや使い勝手にも影響するためかなりの大きなウエイトを占めています。 特にさくらのレンタルサーバーのスタンダードプランを利用し続ける明確な理由がない場合は、表示速度が速く、月額費用も安くなるロリポップ!のライトプランへの移行をすべきです。 WordPress(ワードプレス)の引っ越しが障害になって移行ができなかった方も記事の前半に書いたロリポップ!の「WordPress簡単引っ越し」を使えば簡単に実行できます。 さらに表示速度をアップさせたい場合は、さくらのレンタルサーバーのスタンダードプランと比較して月額約100円高くなってしまいますがロリポップ!のスタンダードプラン、もう少し月額費用が出せるようであればハイスピードプランで表示速度をアップさせましょう。(ロリポップ!ハイスピードプランを三年契約をすれば増える月額料金は約100円です) ロリポップ!爆速宣言に偽りはありませんでした!