「HTTP/3」対応の超速いレンタルサーバー

サイトの表示速度を上げるHTTP/2導入がレンタルサーバーで進んでいますが、その上をいくHTTP/3を導入するレンタルサーバーが登場しています。
速いレンタルサーバーを選ぶことはサイト運営の第一歩になりますが、まだ約6割のレンタルサーバーしか導入されていないHTTP/2の先のHTTP/3を導入しても問題はないのでしょうか?
▼この記事の目次(もくじ)
HTTP/3導入済みのレンタルサーバーを選ぶ!?
HTTP/3と書いて「エイチティーティーピースリー」と読みます。
HTTP/3は、HTTP/2と異なる通信ルール(以下、プロトコル)を使うことで通信を効率化します。
少し技術的な話をするとHTTP/2は信頼性が高いTCPというプロトコルを使うのに対して、HTTP/3はUDPという効率を重視したプロトコルを使うことで効率的な通信を可能にしています。
HTTP/3導入済みのレンタルサーバーのメリット
HTTP/3はHTTP/2を完全に置き換えるものではなく、HTTP/3が利用できない環境ではHTTP/2で通信がおこなわれます。
HTTP/3が効果を発揮するためには閲覧ユーザーの環境に左右されますが、HTTP/3が導入されたレンタルサーバーを選ぶだけでサイトの表示速度が上がる可能性があります。
新しい規格を導入することで大多数のユーザーが不利益を被るということはなく、HTTP/3が導入されたレンタルサーバーを選ぶデメリットはありません。
HTTP/3導入済みのレンタルサーバー
26社のレンタルサーバーを調査した結果、3社がHTTP/3を導入しています。
導入率11.5%です。
各レンタルサーバーのHTTP/3導入状況は下記の表で確認してください。
※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
HTTP/3導入は先進的なレンタルサーバー
ホームページ・Webサイトの高速化が求められる中で、HTTP/3の導入有無は、レンタルサーバーを比較する上で重要な要素になります。
様々なテクニックを駆使して速いホームページ・Webサイトを作ったとしてもサーバーが遅ければその努力も報われません。
現在、HTTP/3が使えるレンタルサーバーはmixhost(ミックスホスト) 、ColorfulBox(カラフルボックス)、CORESERVER(コアサーバー)
の社しかありません。
HTTP/3を他社に先駆けて導入する技術力を持っており、新しい技術が次々に出てくるインターネットの世界で頼もしいレンタルサーバーです。
オススメのレンタルサーバーは月額580円(年間契約時)でHTTP/3が使えるColorfulBox(カラフルボックス)ですが、次々出ていくる新しい技術の恩恵をいち早く受けたい場合は、HTTP/3を国内で初めて導入したmixhost(ミックスホスト) を選ぶと良いでしょう。