常時SSL時代に人気レンタルサーバーの総額を比較してみた

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常時SSL対応していないWebサイト・ホームページはもう古い。

古いだけならまだ良いですが、GoogleやYahoo!といった検索エンジンから評価されなくなり、検索表示順位は下がり、Webサイト・ホームページに来てくれたユーザーには、危険なWebサイト・ホームページの可能性があると警告が表示され、その警告は日増しに強化されています。

このような事態に今や、新常識になりつつある常時SSL対応しているWebサイト・ホームページを作る際にベストなレンタルサーバーを提供してくれるのは、どの会社のどのプランなのか、SSL導入時に知っておくべき知識と合わせてまとめてみました。

SSLの導入がSEOのシグナル(検索順位を左右する要素)になり、各ブラウザがSSL化されていないWebページを表示した際に警告を強化する中、SSLのコストもWebサイト・ホームページを運営するうえで必須になりつつあります。

SSL導入無料と謳うレンタルサーバーもありますが、本当にベストな選択肢となるレンタルサーバーを探してみたいと思います。

今回は、レンタルサーバーとしての人気の高い、さくらのレンタルサーバ“"LOLIPOP!(ロリポップ!)XSERVER(エックスサーバー)の3社が提供するプランを比較してみました。

▼この記事の目次(もくじ)

  1. Webサイトの常時SSLが必須の時代になりつつある現実
    1. そもそもSSLとは何なのか?
    2. SSLの中にも種類がある
    3. 目的を果たすには、どのSSLを選べばよいのか?
    4. SSLの導入方法は?
  2. 人気のレンタルサーバーを比較してみよう
    1. レンタルサーバーの基本的スペックと価格は?
    2. 各社のSSL導入費用に違いはあるのか?
    3. SSL導入でベストなレンタルサーバーは?
  3. SSL導入でベストなレンタルサーバーは?
  4. まとめ

Webサイトの常時SSLが必須の時代になりつつある現実

冒頭にも書いたようにSEOとして、そして、Webサイトのユーザーに対しても常時SSLが必須な対応になりつつあります。

これまでは、オンラインショッピングサイトといった高い信頼性が求められる一部のWebサイトや問い合わせページや会員登録ページといった一部のWebページだけにSSLが導入されていましたが、誰がどのページを見ているかという情報も守られるべきという考え方が主流になり、各ブラウザもSSL化されていないWebサイト・ホームページに対して、警告を強化するなどの対応を進めています。

特にこれからWebサイト・ホームページを作るためにレンタルサーバーを検討する場合には、SSLの導入も含めて費用の算出をおこない、レンタルサーバーのスペックと同様に大事な要素として、レンタルサーバーを評価するという時代になっています。

そもそもSSLとは何なのか?

SSLとは、Secure Sockets Layer(セキュア・ソケット・レイヤー)の頭文字をとった言葉で、インターネットを安全に使うための通信技術になります

SSLには、ふたつの大きな役割を持っており、ひとつは通信の暗号化、もうひとつが実在性証明になります。

インターネット上でやりとりされる情報を暗号化し、そのWebサイト・ホームページや運営会社の実在性を証明することで、第三者によるデータの盗聴、改ざん、なりすましを防止する無くてはならない通信技術です。

SSLの中にも種類がある

実在性証明には、3つのレベルがあります。

ドメインを使用権を認証するドメイン認証(認証レベル1)、ドメイン認証(認証レベル1)に加え、申請した組織の実在性を認証する企業認証(認証レベル2)、企業認証(認証レベル2)に加え、登記簿謄本や第三者のデータベース等により法的、物理的に組織の実在性を認証するEV認証(認証レベル3)があります。

認証レベルが上がるほどコストも高くなり、EV認証(認証レベル3)では、ブラウザのアドレスバーがグリーになりWebサイト・ホームページの閲覧者に対して視覚的に信頼性を訴えることができます。

目的を果たすには、どのSSLを選べばよいのか?

通信の暗号化は、全てのSSLで提供される機能ですので、必要とする認証レベルを決めて導入するSSLを選ぶことになります。

といっても難しく考える必要はなく、個人で運営するWebサイト・ホームページでは通信の暗号化を目的にしますので、一番価格の安く、ドメインの使用権を証明するドメイン認証(認証レベル1)を使うことになります。

SSLの導入方法は?

SSLを導入するためには、SSLサーバー証明書を購入し、レンタルサーバーにインストールする必要があります。

レンタルサーバー提供会社がオプションとして提供している以外のSSLサーバー証明書をインストールすることも可能ですが、インストールに専門知識が必要になる場合がありますので、SSLサーバー証明書を購入する前に条件やインストール方法を確認しておきましょう。

知識に自信がない人は、レンタルサーバー提供会社がオプションとして提供しているSSLサーバー証明書を使いましょう。

SSLサーバー証明書のインストール後は、WordPress、サーバーの設定を変更やWebサイト・ホームページを常時SSL化するためのコンテンツを書き換えの必要があるのですが、その手順はまたの機会にしたいと思います。

人気のレンタルサーバーを比較してみよう

レンタルサーバーとしての人気の高い、さくらのレンタルサーバ“"のスタンダードプラン、LOLIPOP!(ロリポップ!)のスタンダードプラン、XSERVER(エックスサーバー)のX10プランの3つを比較して、SSLの費用を含めたベストなレンタルサーバーを探してみます。

レンタルサーバーの基本的スペックと価格は?

まずは、レンタルサーバーの基本項目を比較してみたいと思います。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

  さくらのレンタルサーバ“" LOLIPOP!
(ロリポップ!)
XSERVER
(エックスサーバー)
初期費用 1,048円(税込) 1,650円(税込) 3,300円(税込)
月額費用 524円(税込) 550円(税込) 1,100円(税込)
無料お試し 14日 10日 10日
容量 100GB 150GB 200GB
転送量 160GB/日 200GB/日 300GB/日
MySQL
データベース数
50  50 無制限
PHP
(CGIモード)
○  ○  ○ 
PHP
(モジュールモード)
×  ○  ×
FastCGI利用可能 
PHP
バージョン7
WordPress
簡単インストール
Web改ざん検知 有料 ×
WAF ×
リソースブースト ×
バックアップ 有料
稼働率 99.99%以上    
データセンター立地 日本国内  日本国内  日本国内
メールサポート ○ 
チャットサポート × ×
電話サポート ○ 
サーバー監視体制 24時間365日
有人監視
 24時間有人監視 365日24時間監視下

各社のSSL導入費用に違いはあるのか?

今回は、レンタルサーバー提供会社がオプションとして用意しているSSLサーバー証明書だけを対象にすることにします。

XSERVER(エックスサーバー)は、ドメイン認証(認証レベル1)のSSLサーバー証明書は無料で提供されているため、レンタルサーバーの利用料と同額になります。

企業認証(認証レベル2)、EV認証(認証レベル3)に関しては、XSERVER(エックスサーバー)は公式に提供しているSSLサーバー証明書はなし、さくらのレンタルサーバ“"LOLIPOP!(ロリポップ!)の比較では、さくらのレンタルサーバ“"に価格的な優位性があります。

さくらのレンタルサーバ“"が提供するドメイン証明(認証レベル1)は、月額135円(税込)とジュース一本程度の負担というのは大きな魅力です。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

  さくらのレンタルサーバ“" LOLIPOP!
(ロリポップ!)
XSERVER
(エックスサーバー)
ドメイン認証
(認証レベル1)
1,620円(税込)/年~ 20,000円(税別)/年 無料
企業認証
(認証レベル2)
41,580円(税込)/年~ 59,800円(税別)/年 ×
EV認証
(認証レベル3)
53,460円(税込)/年~ 128,000円(税別)/年 ×

レンタルサーバーとSSL費用の合計は?

個人のWebサイト・ホームページの運営に必要なドメイン認証(認証レベル1)のSSLサーバー証明書を導入した場合、初年度の総額、二年目以降の総額共にさくらのレンタルサーバ“"が最安値という結果になりました。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

  さくらのレンタルサーバ“" LOLIPOP!
(ロリポップ!)
XSERVER
(エックスサーバー)
初年度 7,791円(税込) 29,700円(税込) 16,200円(税込)
二年目以降 6,762円(税込) 28,080円(税込) 12,960円(税込)

SSL導入でベストなレンタルサーバーは?

レンタルサーバー費用、レンタルサーバースペック、SSL導入費用の3つを総合的に判断するとさくらのレンタルサーバ“"のスタンダードプランがベストな選択肢になりそうです。

XSERVER(エックスサーバー)は、無料でSSLを使うことができますが、レンタルサーバー自体の費用が高いためコストだけをみると高く付くため、SSL無料に飛びつかず、しっかりとサーバーのスペックを含めて総合的に判断してください。

レンタルサーバースペックを重視するのであれば、XSERVER(エックスサーバー)のX10プランという選択肢もありますが、LOLIPOP!(ロリポップ!)は、オプションとして用意されているSSLサーバー証明書費用が高いため選択しづらい結果になりました。

まとめ

Webサイト・ホームページの常時SSLが必須になりつつあるということは、お分かりいただけたと思います。

これからは常時SSLが当たり前になり、対応していないWebサイト・ホームページは淘汰される時代がやってきます。
未来は見えていますので、今のうちから常時SSLを導入し、他のWebサイト・ホームページに差をつけておきましょう。

これから新規でWebサイト・ホームページの制作はもちろん、リニューアルの際には常時SSLを検討していただき、効果のあがるWebサイト・ホームページを目指してください。

その際には、SSLの費用も含めてレンタルサーバーの比較検討をするのをお忘れなく!