「ブログを始めたいけど、“はてなブログ”と“WordPress”どっちがいいの?」
…そんな迷いを抱えていませんか?
実際、はじめてのブログ選びは誰もが迷い、不安なものです。
「本当に自分に合っているのはどっち?」「後から後悔しない?」など…
この記事では、誰もが迷うブログ選びで後悔しないように、両サービスの違いや選び方を初心者向けに解説します。
迷いを解消し、あなたにぴったりのブログを一緒に見つけましょう。
- はてなブログのメリットとデメリットがわかる
- WordPressのメリットとデメリットがわかる
- 目的に応じたブログの始め方がわかる
ブログをはじめる方法には、ブログサービスを利用する方法とレンタルサーバーを借りてWordPress(ワードプレス)を使う2つの方法があります。
はてなブログとWordPressを13項目で比較した早見表の最後にも書きましたが、結論としては、日記であればブログサービス(はてなブログ)、収益化であればWordPressですが、結論の理由を一つ一つ解説していきます。
比較項目 | はてなブログ (無料版) | はてなブログPro (有料版) | WordPress |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 8,434円(月額703円) | 6,600円(月額675円) サーバー代※1 |
独自ドメイン費用 | × | 1,500円※2 | 1,500円※2 |
独自ドメイン利用 | × | ◯ | ◯ |
運営側の広告表示 | 表示される | 非表示化 | なし |
広告掲載 | △(制限あり) | △(無料版から拡張) | ◎(自由) |
カスタマイズ性 | △(制限あり) | △(無料版から拡張) | ◎(自由) |
メンテナンス | 不要(自動) | 不要(自動) | 必要(自己管理) |
収益化の自由度 | △(制限あり) | 〇(AdSense利用可) | ◎(すべてOK) |
ブログ削除リスク | あり(規約違反等) | あり(規約違反等) | なし(自分の資産) |
複数ブログ運営 | 3個まで | 10個まで | 無制限 |
開設の手軽さ | ◎(10分) | ◎(無料版+5分) | 〇(60分) |
資産性 | × サービス終了の可能性あり | △ サービス終了の可能性あり | ◎ |
おすすめユーザー | 初心者 日記や趣味用途 | 手軽に収益化したい人 | 本格的に収益化したい人 |
※1 エックスサーバーのキャンペーン利用で50%オフが適応された金額です。
エックスサーバーの最新キャンペーンと過去のキャンペーンの傾向は下記の記事を参考にしてください。
※2 .comドメインを想定した金額です。ドメインの取得方法や価格は下記の記事を参考にしてください。
ブログサービスの比較

はじめに主要なブログサービスの比較です。
収益化に関連する機能
収益化に関連する機能の比較です。
はてなブログ (無料版) | Amebaブログ (無料版) | note (無料版) | FC2ブログ (無料版) | 楽天ブログ | ライブドアブログ | |
---|---|---|---|---|---|---|
広告非表示 | × | × | ◯ | × | × | △※3 |
独自ドメイン使用 | × | × | × | △※1 | × | ◯ |
外部リンク | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
Googleアドセンス設置 | × | × | × | △※2 | × | △※2 |
A8広告設置 | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | ◯ |
※1 FCドメインで取得した独自ドメインは利用可能です。
※2 独自ドメイン利用時はGoogleアドセンスの設置が可能です。
※3 PC版は設定で広告を非表示にすることが可能です。
収益化の方法として人気のGoogleアドセンスですが、独自ドメインで運営するブログしか申請できません。
独自ドメインの利用が許可されていないブログサービスでは、Googleアドセンスの設置ができないことになります。
独自ドメインの取得が許可されているFCブログとライブドアブログの2つで、Googleアドセンスを使うことができます。
A8などのアフィリエイトリンクは、Amebaブログ、楽天ブログ以外は設置可能です。
有料プランの価格
続いて、有料プランの価格比較です。
はてなブログ | Amebaブログ | note | FC2ブログ | 楽天ブログ | ライブドアブログ | |
---|---|---|---|---|---|---|
有料プラン (月額) | 1ヶ月コース:1,008円 1年コース:703円 2年コース:600円 | プラスプラン:980円 ライトプラン:1,490円 スタンダードプラン:2,490円 | プレミアム会員:500円 | 1ヶ月プラン:300円 年間プラン:275円 | 有料プラン なし | 有料プラン なし |
楽天ブログとライブドアブログには有料プランがありません。
有料プランの機能
有料プランの主な機能比較です。
対象は、有料機能が提供されている、はてなブログ、Amebaブログ、note、FC2ブログです。
はてなブログ (有料版) | Amebaブログ (有料版) | note (有料版) | FC2ブログ (有料版) | |
---|---|---|---|---|
独自ドメイン許可 | ◯ | × | × | ◯※3 |
広告非表示 | ◯ | ◯ | –※3 | ◯ |
容量アップ※1 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Googleアドセンス設置※2 | ◯ | × | × | ◯ |
※1 ブログサービスごとに画像容量増加や全体容量増加など違いがあります。
※2 独自ドメイン取得が前提です。
※3 noteでは元々広告が表示されません。
※4 無料プランでも独自ドメインを使えますが、FC2ドメイン以外の他社ドメインも使えるようになります。
はてなブログは、有料版で独自ドメインを使用することができます。
元々、広告非掲載のnote以外は、広告が表示されなくなります。
ブログサービス比較まとめ
ブログサービス比較のまとめです。
日記的な用途で使う場合は、どのサービスも素晴らしいので、雰囲気など直感的に気に入ったブログサービスを使えばいいと思います。
ただ、ブログの収益化を目的にする場合は、正しい選択が必要です。
ブログ収益化に必要な要素の対応状況をまとめました。
- Googleアドセンスが使えるのは、はてなブログ(有料版)、FC2ブログ、ライブドアブログ
- 独自ドメインが使えるのは、はてなブログ(有料版)、FC2ブログ、ライブドアブログ
- 広告を非表示にできるのは、はてなブログ(有料版)、Amebaブログ(有料版)、note、FC2ブログ(有料版)、ライブドアブログ(PCのみ)
- A8などのアフィリエイトが使えるのは、はてなブログ、note、FC2ブログ、ライブドアブログ
独自ドメイン取得、Googleアドセンス利用、広告の非表示、アフリエイトのすべてをできるのは、はてなブログ(有料版)とFC2ブログの2つです。
FC2ブログはアダルトの印象が強く、抵抗を感じる人もいると思うので、収益化を目指すブログには「はてなブログ(有料版)」がベストです。
はてなブログのメリット

ブログ収益化に最適な「はてなブログ」のメリットとデメリットを解説します。
最初は、はてなブログの人気を理解するためにメリットの確認です。
無料で気軽にブログを始められる
はてなブログには、無料版と有料版のはてなブログProがあります。
無料版には機能制限が掛かっていますが、無料ですぐにブログを始められます。
はてなブログを始めるためには、ID、パスワード、メールアドレスを登録して、はてなIDの取得が必要です。
はてなID取得後は、
◯◯◯.hatenablog.com
◯◯◯.hatenablog.jp
◯◯◯.hateblo.jp
◯◯◯.hatenadiary.com
◯◯◯.hatenadiary.jp
の中からドメインを選び、◯◯◯の部分に好きな英数字を入れるだけです。
たったこれだけで気軽にブログを始められるのが、はてなブログが人気の理由です。
記事を書くことに集中できる
はてなブログは利用登録後、ブログのタイトルを決めてしまえば、すぐに記事が書けます。
ブログのタイトル以外にもブログの説明文登録、デザイン変更といった設定が可能ですが、設定は後回しにして、記事が書けます。
各種設定は、入力欄へのテキスト登録や選択肢の中から選ぶだけなので、迷うことはありません。
投稿画面はシンプルに作られており、初めての利用でも直感的に記事を書くことができます。
プレビュー画面で表示を確認し、ユーザーからの見え方を意識しながら記事を書けます。
ブログのインストール、設定やデザインなどに時間を取られず、「記事を書く」ことに集中できるのが、はてなブログの魅力です。
集客の仕組みが提供されている
3つ目のメリットは、ブログの集客です。
はてなブログには、記事の露出先があります。
例えば、週刊はてなブログでは、話題の記事や人気記事ランキングを掲載し、読者の目に触れる機会を作っています。
ブログ公開直後は、誰の目にもふれにくいのが普通ですが、はてなブログ側で露出する機会を提供してくれます。
記事の露出機会があり、内容が魅力的であれば、さらに表示される好循環が生まれます。
見てくれる読者がいれば、記事を書くモチベーションを保つことができます。
はてなブログのデメリット

はてなブログのメリットの次は、デメリットを解説します。
広告非表示や独自ドメインを使うためには有料版が必要
ブログを書くだけであれば無料版のはてなブログで十分ですが、ブログの収益化を目的にする場合は、有料版の「はてなブログPro」が必要です。
はてなブログProの契約で使えるようになる主な機能です。
- 広告非表示
- 独自ドメイン利用
- カスタマイズ箇所の増加
- 自己紹介やリンク集などのページ作成
- 写真アップロード容量の増加(月300MB→月3,000MB)
収益化を目的にする場合、広告非表示は絶対に必要です。
自分の広告を見てもらいたいのに、その前に、はてなブログが出す広告に誘導されてしまったら機会損失です。
収益化に独自ドメイン利用は絶対ではありませんが、Googleアドセンスの申請には独自ドメインが必要です。
カスタマイズ箇所と作れるページの増加は、最初は不要だとしても収益化していく過程で欲しくなります。
はてなブログProの利用料金は下記の通りです。
契約期間 | 月額(税込) | 年額(税込) |
---|---|---|
1ヶ月契約 | 1,008円 | 12,096円 |
12ヶ月契約 | 703円 | 8,436円 |
24ヶ月契約 | 600円 | 7,200円 |
12ヶ月契約は、1ヶ月契約の30%引き、24ヶ月契約は、1ヶ月契約の40%引きです。
独自ドメインを取得する場合は、はてなブログProの料金に加え、2〜3,000円程度のドメイン費用も必要です。
意外と多くのお金がかかってしまうことがわかります。
カスタマイズに制約が発生するはてなブログ
ブログサービスは、たくさんの人に使ってもらうことを前提に作られているため、利用者が好き勝手に変更できません。
変更が許可された範囲内で、ブログ運営をしなければいけません。
有料のはてなブログProを契約すること自由度は増えますが、それでも制約はあります。
他のブログと同じことがやりたくても、はてなブログで許可されていなければできません。
すぐに使え、制約があることでわかりやすい反面、自由は低くなります。
サービス改悪、終了の可能性がある
はてなブログを提供している株式会社はてなは、東京グロース市場上場会社です。
株式上場ができる企業規模は安心材料ですが、上場しているがゆえに株主の意向に逆らえないという側面もあります。
将来、収益が悪化した時に、会社としてサービスを続けたくとも、株主の意向で、はてなブログが閉鎖となる可能性はあります。
また、サービスが無くならないまでも、運用方針の変更により利用者に不利な変更が入ることもあります。
ブログサービスは便利な反面、運営企業の方針変更やサービス終了など、ユーザーがコントロールできないリスクがある点に注意しましょう。
WordPress(ワードプレス)のメリット

はてなブログのメリットとデメリットに続き、WordPressのメリットを見ていきます。
はてなブログは国内のブログサービスですが、WordPressは日本だけではなく、世界中で使われている人気CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)です。
日本、そして世界で使われている理由を解説します。
カスタマイズ自由、理想のブログが作れるWordPress
WordPressを使えば、自分の理想とするブログが作れます。
好きなデザインを選び、プラグインと呼ばれるプログラムをインストールすれば、機能強化や表示速度アップなど、やりたいことが簡単に実現できます。
インターネットを探せばWordPressを良くするアイディアが大量に見つかります。
また、WordPress関連書籍も豊富にあります。
WordPressは、学べば学ぶほど理想のブログを作ることができます。
WordPressの所有者は自分自身
ブログサービスは、運営企業の方針でサービスが停止する可能性がありますが、 WordPressにはそのようなリスクはありません。
レンタルサーバーが使えなくなったとしても、他のレンタルサーバーにWordPressを引っ越せばいいだけです。
第三者の意向で、使えなくなったり、不都合が生じることはありません。
自ら所有しているメリットを実感する機会は少ないですが、実は大きなメリットです。
ブログを自ら所有するメリットは下記の記事にも書いています。
WordPressはSEOに強い
元GoogleのSEO担当が認めるように、WordPressはSEOに強いブログが作れます。
Googleでよい結果を残したいなら、WordPressは賢い選択。
WordPressは、その技巧の80-90%をSEOに対して気遣っている。
WPを使えばそれだけで上位表示できるということではなく、WPにはSEOに適した仕組みがたくさん備わっているうえに、簡単に使えるということでしょう。
WordPressを使うだけでSEO対策になりますが、完璧かというと、そうではありません。
表示速度の改善、パンくずリスト、検索エンジンへインディックスを促すsitemap.xml生成等、デザイン面の対策やSEO対策に有効なプラグインをインストールが必要です。
WordPress(ワードプレス)のデメリット

WordPressにもデメリットはあります。
自由であるがゆえのマイナス面もあります。
WordPressは運用が必要
WordPressは、日本だけではなく世界的に人気のあるため、攻撃者に標的になります。
被害に遭わないためには、WordPress本体、プラグイン、テーマを常に最新に保つ必要があります。
アップデートはボタンひとつですが、アップデート後に表示が崩れたり、動かないといったトラブルが起きた場合には復旧も必要です。
WordPressのカスタマイズには知識が必要
WordPressは世界中のデザイナーが作ったデザインと世界中のエンジニアが開発した機能が使えます。
自由度が高く、大概のことは実装できますが、アイディアを実現するためには知識が必要になることがあります。
インターネットや書籍で情報を探せますが、これを楽しいと思えるか、苦痛に感じるかは評価の分かれるところです。
WordPressのアップデート同様、バックアップを取って壊れても戻せる状態にするなどの対策も必要です。
サーバーやドメインの準備、WordPressのインストールが必要
WordPressを使うためには、レンタルサーバーを契約し、ドメインを取得し、WordPressのインストール・設定が必要です。
慣れている人にとっては簡単な作業ですが、初心者は専門用語に参ってしまうかもしれません。
最近は、レンタルサーバー契約と同時にドメイン取得、WordPressのインストールできるレンタルサーバーも増えていますので、怖がらずにチャレンジしてみてください。
おすすめのレンタルサーバーはドメイン永久無料、国内シェアNo.1のエックスサーバーです。
電話サポートがついているため、わからないことがあれば電話で聞けます。
WordPressのインストールもレンタルサーバー契約と同時にできるので安心です。
さらにキャンペーンを使えば安くエックスサーバーと契約ができます。
WordPress(ワードプレス) vs はてなブログ

WordPressとはてなブログそれぞれのメリットとデメリットを理解した上で、費用面、集客面、管理面の3つを比較します。
無料で使えるはてなブログが費用面で有利!?
はてなブログは無料で使えますが、広告が入る無料版ではブログの収益化は厳しすぎます。
WordPressの費用をゼロにするには、広告が入る無料レンタルサーバーを使う方法があります。
しかし、無料レンタルサーバーは、ディスク容量や転送量の制限が厳しく、長期間・大規模なブログ運営には向いていません。
どちらも無料だと限界があります。
では、有料を前提にした場合はどうでしょうか?
WordPressとはてなブログの費用は下記のようになります。
月額料金 | 年額 | |
---|---|---|
はてなブログ(月額) | 1,008円 | 12,096円 |
はてなブログ(1年契約) | 703円 | 8,434円 |
はてなブログ(2年契約) | 600円 | 7,200円 |
ロリポップ!ライトプラン | 495円 | 5,940円 |
エックスサーバー スタンダードプラン | 1,100円 | 13,200円 |
コノハウイングWINGパック ベーシック | 1,452円 | 17,424円 |
レンタルサーバーは12ヶ月契約時の価格です。
条件を12ヶ月契約に合わせると、はてなブログは月額703円、ロリポップ!ライトプランの方が月額208円、年額2,494円安くなります。
さらにエックスサーバーとコノハウイングはドメイン永久無料に加え、常時実施しているキャンペーンで30%〜50%引きで契約可能です。
レンタルサーバーを借りた場合、WordPressのインストール作業が必要となるため単純な比較はできませんが、出費だけを見れば、レンタルサーバーの方が安く済みます。
はてなブログは集客面で有利!?
集客では、プラットフォームとして送客機能を持っているはてなブログが有利です。
ブログの人気が上がっていく過程で優位性は徐々に薄れますが、集客の仕組みを持っているはてなブログには大きなアドバンテージがあります。
集客の仕組みを持たないWordPressは、SEO対策やSNSを使い読者を呼び込む必要があります。
自由度ならWordPressが有利!?
はてなブログも有料版を契約すれば自由度は増しますが、自由度の高さではWordPressにかないません。
WordPressは自由度が高いといっても恐れることはありません。
例えば、エックスサーバーが作っているテーマをインストールすれば素敵なブログが一瞬で出来あがります。
テーマを決め、必要なプラグインをインストールすればブログは書けます。
運用していく中で不満や理想のブログが見つかった時、WordPressの自由度は大きなメリットです。
「WordPressとはてなブログどっちがいいの?」に関するよくある質問

「WordPressとはてなブログどっちがいいの?」に関する、よくある質問をまとめました。
Q. はてなブログとWordPress、初心者にはどちらが始めやすいですか?
「ブログを全くやったことがない」「パソコン操作が苦手」という方は、はてなブログが圧倒的に始めやすいです。
会員登録だけでその日からすぐに記事が書けます。
一方でWordPressは、サーバー契約やドメイン取得、WordPressのインストールが必要です。
ただし、始めるハードルは年々下がっており、2025年時点では、専門知識がなくても簡単にWordPressを開設できるようになっています。
できるか不安な方は、下記の記事で不安を解消してください。
「ブログを本格的に続けたい」「将来は収益化したい」という目的が少しでもあるなら、最初からWordPressを選ぶと後悔がありません。
気軽さ重視ならはてなブログ、将来性重視ならWordPressが最適です
Q. 収益化を考える場合、はてなブログとWordPressはどちらが有利ですか?
収益化のしやすさで選ぶなら、圧倒的にWordPressが有利です。
WordPressは広告の種類や掲載位置、アフィリエイトの利用に制限がなく、テーマやプラグインでSEO対策や表示速度も強化できます。
はてなブログProでもGoogleアドセンスや一部アフィリエイトは可能ですが、広告の配置やカスタマイズ性には制限があります。
また、無料版のはてなブログでは、はてなブログ側の広告が入るため、収益化を目的とするなら必ずはてなブログProにする必要があります。
本格的に「ブログで稼ぎたい」「副業や事業として育てたい」場合は、WordPress一択です。
大きな収益化を目指す場合、始めからWordPressを使うことが成功の近道です
Q. はてなブログProとWordPress、それぞれにかかる費用はいくらですか?
はてなブログProは、1年契約で年額8,434円(月額換算703円)、2年契約なら14,400円(月額換算600円)です。
はてなブログの無料版は費用ゼロですが、収益化や独自ドメイン利用にははてなブログProが必要です。
WordPressは、レンタルサーバー代として年額6,600円(エックスサーバーのキャンペーン利用で月額550円)が必要です。
どちらも別途ドメイン費用も必要です。
結果として、収益化や本格運用を考えた場合、両者の費用差はほとんどありません。
収益化にはWordPressが圧倒的に有利なので、コストの理由でWordPressを諦める必要はありません。
レンタルサーバーを利用する場合はキャンペーンを最大限利用しましょう。
Q. 独自ドメインははてなブログでも使えますか?
はてなブログProは、独自ドメイン(自分だけのURL)を利用できます。
はてなブログ無料版は独自ドメイン不可なので、収益化を考えるならはてなブログProが必須です。
ドメイン費用は、はてなブログProの利用料には含まれていませんので、.comドメインの場合、年間1,500円程度の費用が掛かります。
Q. 将来はてなブログからWordPressへの移行はできますか?
はてなブログには「記事エクスポート」機能があり、WordPressへの移行は可能です。
記事と画像は比較的簡単に移行できますが、レイアウト、内部リンクなどは手作業で直す必要があります。
また、移行時にURLが変わることでSEO(検索順位)への悪影響を回避するためには、リダイレクトが必要です。
記事数が少なければ自力移行も可能ですが、記事が多い場合や不安がある方は専門業者に依頼するという方法もあります。
少しでもWordPressを利用する可能性がある場合は、最初からWordPressを使うことをおすすめします。
Q. はてなブログでブログ削除・BAN(凍結)リスクはありますか?
リスクはあります。
はてなブログを含む無料ブログサービスは「運営会社の規約に従う必要」があり、万が一規約違反があった場合や、運営方針の変更などでアカウントが停止・削除されるリスクがあります。
普通に利用していれば滅多に起こることではありませんが、「知らないうちに規約違反していた」「サービスそのものが終了した」などの理由で突然ブログが消える事例は過去に存在します。
WordPressの場合、自分でサーバー・ドメインを所有しているので削除リスクはほぼゼロです。
長く続けたい、ブログを自分の資産にしたい方にはWordPressの方が圧倒的に安全です
Q. 複数ブログ運営はできますか?
はてなブログ(無料版)は最大3つまで、はてなブログProは10個までブログを作れます。
WordPressはサーバーとドメインを用意すれば、ブログの数に制限はありません。
複数のテーマで発信したい、複数サイトで収益を拡大したい人はWordPressが向いています。
ただし、ブログを増やしすぎると1つ1つの運営や記事作成・更新が大変になるので、最初は1つのブログ運営に集中し、慣れてきたら2つ目以降を検討するのが効率的です。
Q. デザインやカスタマイズ性はどれくらい違いますか?
WordPressはデザインテンプレート(テーマ)が豊富で、レイアウトや色、機能追加も自由自在です。
無料テーマ「Cocoon」や有料テーマ「SWELL」など高品質なものが多く、初心者でも簡単におしゃれなブログを作れます。
プラグインを使えばお問い合わせフォームやSEO強化もワンクリックで追加可能です。
はてなブログもテンプレート選択やHTML・CSSのカスタマイズができますが、WordPressほどの自由度はありません。
個性的なサイトや凝ったデザインにこだわりたい場合は、WordPressがおすすめです。
レンタルサーバーにエックスサーバーを使う場合は、エックスサーバーが作った初心者向けのテーマ「エックスライト」がおすすめです。
Q. セキュリティや管理の手間、初心者でも大丈夫ですか?
はてなブログは運営会社がシステムやセキュリティを管理してくれるので、ユーザーは記事作成に集中できます。
WordPressは定期的なアップデートやセキュリティ対策が必要ですが、最近のレンタルサーバーは自動バックアップ・自動SSL化・簡単セキュリティ対策ツールなど初心者向け機能が充実しています。
「困った時は検索すれば多くの解決策が見つかる」ほどWordPressの利用者は多く、分からないことがあればレンタルサーバーのサポートやフォーラムも使えます。
不安がある方は、専門知識をもっとスタッフと会話しながら問題解決できる電話サポート付きのレンタルサーバーをおすすめします。
Q. 今からブログを始めるなら、どちらがおすすめ?
2025年現在、ブログを本気でやりたい、収益化したい人にはWordPressが一番おすすめです。
WordPressの開設は簡単になり、費用差もほとんどありません。
一方、「まずは気軽に始めたい」「趣味ブログで十分」「収益は求めていない」という方ははてなブログが選択肢です。
選択を間違えないためには「ブログをはじめる目的」を明確にすること。
本格運用・資産化・収益化を狙うならWordPress、日記やSNS感覚で気軽に書きたいならはてなブログ。
途中で移行も可能ですが、無駄な作業が発生するため少しでも収益化を考えているならWordPressが無難です。
「WordPressとはてなブログどっちがいいの?」まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。
- 趣味の記録や日記であれば、気軽にはじめられる「はてなブログ」がおすすめ
- はてなブログの有料版は安くはない
- 収益を目標にするのであれば、自由度の高い「WordPress」がおすすめ
- 今のWordPressはインストール簡単
- 所有できるWordPressのメリットは大きい
WordPressとはてなブログ、どちらを使いたいと思ったでしょうか?
はてなブログで日記を書きたい場合は大賛成です。
稼ぐ目的ではてなブログを使う場合は、ちょっと待ってください。
広告非表示、独自ドメインが使える有料版のはてなブログProの利用料金はレンタルサーバー並みのコストが掛かります。
また、有料版とはいえ制約があり、運営側の都合でサービスが終わるリスクもあります。
もちろんはてなブログにもメリットもありますが、長い目で見た時にWordPressのメリットは大きく、収益化を目指している場合、WordPressが圧倒的に有利です。
WordPress成功のノウハウは、インターネットや書籍に溢れています。
あなたもブログで稼いで自由な人生を手に入れてみませんか?
WordPressには国内レンタルサーバーシェアNo.1のエックスサーバーがおすすめです。
10日間のお試し期間中であれば、費用は掛かりません。