WordPressの高速化に効くSSDレンタルサーバー

レンタルサーバー,WordPress(ワードプレス)が使えるレンタルサーバー

WordPressの高速化に効くSSDレンタルサーバー2選

レンタルサーバーにおいてSSDの標準化が進んでいます。
SSDは、従来のHDDに比べて高速に読み書きができるためウェブサイトの表示速度が大幅に向上するというメリットがあります。

レンタルサーバーの利用を検討している方々にとって、訪問者の快適な閲覧体験は非常に重要なポイントとなります。
SSDを採用したレンタルサーバーを選ぶことで、サイトの動作が軽快となり、SEO対策やユーザーエクスペリエンスの向上にも繋がります。

この記事を読むことで、ビジネスサイトやブログ運営におけるSSDレンタルサーバーの利点を理解し、適切なレンタルサーバー選びができるようになります。

SSDレンタルサーバーとは?

ファイルやデータベースの保存先にSSDを採用したレンタルサーバーをSSDレンタルサーバーという書き方にしています。従来からあるHDDを採用しているレンタルサーバーはHDDレンタルサーバーという書き方で説明をしていきます。

レンタルサーバーでの採用が増えているSSDとは何か?

SSDは、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive)の略称になります。従来から使われているものがハードディスクドライブ(略称はHDD:Hard Disk Drive)になります。

細かい仕組みの話は置いておき簡単にいうと、読み込みも書き込みも従来のHDDから大幅に速くなるというのがSSDの一番のメリットになります。

以前からSSDはありましたが、HDDに比べて高価で、大容量が必要なレンタルサーバーに採用されることはほとんどありませんせした。

近年、HDDとの価格差が縮まった結果、十分に競争力のある価格でSSDレンタルサーバーを提供できるようになり、後発のレンタルサーバーはSSDを最初から採用するケースが増えています。

SSDがどれくらい速いかというと、SSDを採用しているWADAX(ワダックス)の公式サイトの説明では、HDDの約67倍以上の書き込み、約9倍以上の読み込みが可能読込9倍という数字を出しています。
HDDの約67倍以上の高速書き込み、約9倍以上の高速読み込み

同じSSDでも様々な性能のSSDが存在するので、どのSSDレンタルサーバーを使っても同じ性能差がでるわけではありませんが、そのくらい大きな差が生まれる可能性があるということは覚えておいて損はないと思います。

 

従来型のHDDレンタルサーバーの特徴

ファイルやデータベースの保存先にHDDを採用し、ディスクの容量や収容できるドメインの数、データベースの数がレンタルサーバーとして競争力の源泉となっていました。

しかし、ほとんどのケースではディスクは大量に余り、ドメインとデータベースは一個もしくは数個しか使わずレンタルサーバーのリソースが持て余して使っている場合がほとんどです。

ホームページ・Webサイトの表示速度の重要性が増す中で、各レンタルサーバーは表示速度の高速化への対応を進めていますが、ファイルやデータベースの保存先にHDDを採用している場合、ディスクの性能の上限がホームページ・Webサイトの表示速度の向上の足を引っ張っている可能性があります。

また、現在は、レンタルサーバーのレンタル費用も十分に安くなり他レンタルサーバーとの差別化が難しくなっています。

未来型のSSDレンタルサーバーの特徴

従来型のレンタルサーバーのメリットはそのままにSSDを採用しホームページ・Webサイトの高速化を謳うのが未来型のSSDレンタルサーバーです。

WordPress(ワードプレス)でホームページ・Webサイトを作ることを想定していることが多く、SSDの採用だけではなく、Webサーバーを従来から使われているApacheから変更したりとホームページ・Webサイトの高速化への対応を積極的におこなっている。

また、Googleが推奨するサイト全体をSSL化する常時SSLを無料で提供しているケースが多いというのも特徴です。

デメリットで一番大きいのは価格です。
SDDが安くなったことで手の届くレンタルサービスの料金ではあるものの、HDDレンタルサーバーと比較すると割高になります。
HDDがSSDに比べて割高な分、容量を減らし全体の価格に大きな差がでないようにしているパターンが多いようです。

多少割高でもホームページ・Webサイトを高速に表示させたい場合は、最良の選択肢になります。

SSDを採用しているレンタルサーバー一覧

27社のレンタルサーバーを調査した結果、主要プランでSSDを導入している会社は27社、導入率100%です。

一部HDDのプランを提供しているレンタルサーバーもありますが、SSDを使ったプランがないというレンタルサーバーはなくなりました。

SSDといっても速度の違いがあるためすべて高速ということはありませんが、一定レベルの表示速度がでる良い環境になりました。

各レンタルサーバーのSSD導入状況は下記の表で確認してください。

SSDを採用しているレンタルサーバー ※2023年9月現在
レンタルサーバー名SSD導入レンタルサーバー解説記事
JETBOY
(ジェットボーイ)
ジェットボーイ(JETBOY)SSDレンタルサーバー 完全ガイド【2023年版】
mixhost
(ミックスホスト)
“”
ミックスホスト(mixhost)レンタルサーバー 完全ガイド【2023年版】
ColorfulBox
(カラフルボックス)
カラフルボックス(ColorfulBox)レンタルサーバー 完全ガイド【2023年版】
ConoHa WING
(コノハ ウイング)
コノハ ウィング(ConoHa WING)レンタルサーバー完全ガイド【2023年版】
さくらのレンタルサーバー“"さくらのレンタルサーバ 完全ガイド【2023年版】
LOLIPOP!
(ロリポップ!)
ロリポップ!
(LOLIPOP!)レンタルサーバー 完全ガイド【2023年版】
XSERVER
(エックスサーバー)
エックスサーバー(XSERVER)レンタルサーバーの完全ガイド【2023年版】
シン・レンタルサーバーシン・レンタルサーバー完全ガイド【2023年版】
wpX Speed
(ダブリュピーエックス スピード)
“”
wpX Speed (ダブリュピーエックス スピード)レンタルサーバー完全ガイド【2023年版】
XSERVER BUSINESS(エックスサーバービジネス)エックスサーバー ビジネス(XSERVER BUSINESS)レンタルサーバーの完全ガイド【2023年版】
WebARENA SuiteX
(ウェブアリーナ スィートエックス)
ウェブアリーナ スイートエックス(WebARENA SuiteX)レンタルサーバー 完全ガイド【2023年版】
WebARENA SuiteS
(ウェブアリーナ エス)
ウェブアリーナ スイートエス(WebARENA SuiteS)レンタルサーバー 完全ガイド【2023年版】
リトルサーバー
(Little Server)
リトルサーバー(Little Sever) 完全ガイド【2023年版】
KAGOYA JAPAN(カゴヤ・ジャパン)
WordPress専用サーバー
 
KAGOYA JAPAN(カゴヤ・ジャパン)
共有サーバー
 
WADAX
(ワダックス)
 
CPIレンタルサーバー 
Z.com WP
(ゼットコム ダブリュピー)“"
 
Z.com
(ゼットコム)“"
 
heteml
(ヘテムル)
 
VALUE-SERVER
(バリューサーバー)
 
FUTOKA(フトカ) 
StarServer
(スターサーバー)
 
iCLUSTA+
(アイクラスタプラス)
 
CORESERVER
(コアサーバー)
 
お名前.comレンタルサーバーお名前.comレンタルサーバー完全ガイド【2023年版】
ラクサバ※1ラクサバ完全ガイド【2023年版】

※1 価格を抑えたHDDプランも提供されています。

スマートフォンの普及でコンテンツのリッチ化が進み表示速度の重要性が高まっていることとWordPress(ワードプレス)がホームページ・Webサイトの制作に採用されるケースが増えて表示速度が遅くなる傾向にありますが、SSDによる表示の高速化を各社がひとつの答えにしている場合が多いようです。

おすすめのSSDレンタルサーバー

SSDレンタルサーバーのうち、表示速度の高速化に力を入れている2つのレンタルサーバーを紹介します。

mixhost(ミックスホスト)とJETBOY(ジェットボーイ)は、WordPress(ワードプレス)の高速化にも力を入れており、WordPress(ワードプレス)を使い速いレンタルサーバーを探している人にはよい選択肢になります。

高性能と低価格を実現したmixhost(ミックスホスト)

「クラウドとレンタルサーバーのいいとこ取り」というキャッチコピーを掲げている通り、未来型(次世代)のレンタルサーバーを形にしたサービスといえます。

mixhost(ミックスホスト)がSSDを採用している以外の特徴としては、下記があります。

  1. 初期費用無料
  2. 自由なプラン変更
  3. 30日間の返金保証
  4. 自動バックアップ
  5. 転送量無制限(トラフィックに応じた課金なし)
  6. 高速なWebサーバー(Apache互換の超軽量、超高速次世代WebサーバーLiteSpeed採用)
  7. WordPressの最適化
  8. 独自SSL証明書の無料(HTTP/2対応)
  9. 国内データセンター稼働率99.99%
  10. マルチドメイン、サブドメイン、データベース、メールアドレスが無制限
  11. アダルトサイトの運営可能

詳しくは、mixhost(ミックスホスト)について書いた記事を参考にしてください。

mixhost(ミックスホスト)公式サイト“”

充実のサポートとハイパフォーマンスのJETBOY(ジェットボーイ)

mixhost(ミックスホスト)同様、SSDと高速なWebサーバーを売りにしているレンタルサーバーです。

他社にない大きな特徴として、WordPressで作ったホームページ、Webサイトの引越し、高速化診断、不具合の調査などホームページ、Webサイトの運用に関するサポートを受けることができます。
多くのレンタルサーバーでは、制作したホームページ、Webサイトに関する固有の問題は答えてもらえませんが、サポートが充実したJETBOY(ジェットボーイ)なら安心してホームページ、Webサイトを運用することが可能です。

  1. 自由なプラン変更
  2. 自動バックアップ
  3. 転送量無制限(トラフィックに応じた課金なし)
  4. 高速なWebサーバー(Apache互換の超軽量、超高速次世代WebサーバーLiteSpeed採用)
  5. 独自SSL証明書の無料(HTTP/2対応)
  6. 他社レンタルサーバーからWordPressの引越し代行が無料
  7. マルチドメイン、サブドメイン、メールアドレスが無制限
  8. WordPressの運用に関する問い合わせ24時間365日OK

JETBOY(ジェットボーイ)

月額220円(税込)〜で使えるLOLIPOP!(ロリポップ)

SSDレンタルサーバーの中で低価格のおすすめといえば、LOLIPOP!(ロリポップ)のライトプランです。

低価格レンタルサーバーは安かろう悪かろうと考えがちですが、ディスク容量200GB、転送量無制限と十分なスペックを持っており、将来拡張が必要になった際には、データ移行なしで上位プランへの変更が可能です。

さらなるサイト高速表示を求めるならば高速WebサーバーLiteSpped(ライトスピード)が使えるベーシックプランを選択してください。

コストを抑え、かつ将来の拡張性にも不安がない、ブログ初心者に最適なレンタルサーバーといえます。

※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。

LOLIPOP!(ロリポップ)のレンタルサーバープラン ※2023年9月時点
LOLIPOP!(ロリポップ)ライトプランベーシックプラン
初期費用無料無料
月額費用
(12ヶ月契約時)
418円990円
無料お試し期間10日10日
ディスクタイプSSDSSD
ディスク容量200GB400GB
転送量目安無制限無制限
WebサーバーApacheLiteSpped
マルチドメイン
(独自ドメイン)
100個無制限
データベース
(MySQL)
1個無制限
無料SSL
WordPress
簡単インストール
自動バックアップ◯有料◯(無料)
メールアカウント無制限無制限
メールサポート
チャットサポート
電話サポート×

もっと詳細なLOLIPOP!(ロリポップ)の情報を確認したい場合は公式サイトもしくは解説記事をご確認ください。

LOLIPOP!(ロリポップ!)の公式サイトを見る

ロリポップ!【公式サイト】

2024年5月6日まで契約期間が延長(2倍もしくは6ヵ月)キャンペーン実施中!

初心者から上級者まで「すぐに使える、ずっと使える」のがロリポップ!(LOLIPOP!)です。20年以上の運用実績、230万人以上が利用しています。

\20年以上の運用実績、230万人以上が利用/

「WordPressの高速化に効くSSDレンタルサーバー」まとめ

最後まで「WordPressの高速化に効くSSDレンタルサーバー2選」をご覧いただきありがとうございます。

WordPress、ホームページ・Webサイトの高速化への重要度が高まる中で、根本的な問題解消の方法として、今後ますます、SSDレンタルサーバーが増えていくことが予想されます。

新規でレンタルサーバーを借りる人はもちろん、スマートフォンの普及により手っ取り早く表示速度の向上させたい場合、レンタルサーバーを変えるだけで表示速度が上がる可能性があるSSDレンタルサーバーは検討に値すると思います。
そこでおすすめしたいレンタルサーバーが、今回紹介したmixhost(ミックスホスト)とJETBOY(ジェットボーイ)の二つのレンタルサーバーになります。

mixhost(ミックスホスト)公式サイト“”
JETBOY(ジェットボーイ)

mixhost(ミックスホスト)に関する詳しい解説は下記でご覧いただけます。