サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバー

一部のレンタルサーバーで実施しているサービス品質保証制度(SLA)は、サーバーの稼働率を保証し、下回る場合に利用料金の一部もしくは全額を返金する制度です。
サービス品質保証制度(SLA)で定義されているサーバーの稼働率を下回っても手続きの煩雑性から実際に請求するかは別として、サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバーは、サーバーの稼働率に責任を持つ信頼できるサービスといえます。
サービス品質保証制度(SLA)でいくら戻ってくる?
下記は、サービス品質保証制度(SLA)を導入しているiCLUSTA+(アイクラスタプラス)の稼働率とそれに応じた返金率になります。
稼働率99.99%から100%未満:返金率5%
稼働率99.90%から99.98%まで:返金率10%
稼働率97.99%から99.89%まで:返金率25%
稼働率90.00%から97.98%まで:返金率50%
稼働率89.9%以下:返金率100%
iCLUSTA+(アイクラスタプラス)はサービス品質保証制度(SLA)で100%の稼働を保証していますので、少しでもサーバーがダウンしていれば返金対象となります。
ただし、以下の場合は、サービス品質保証制度(SLA)の対象外となり、発生したトラブル全てが保証の対象になるわけではない点に注意が必要です。
・本サービスの保守を行う場合
・天災、疫病の蔓延、悪意のある第三者による妨害行為
・当社の管理外にあるネットワーク、設備等の障害
・当社が本サービスを提供するために利用する第三者のソフトウエア、機器等の瑕疵
・サーバーにインストールされているOSの不具合
・お客さまがサーバーにインストールしたソフトウエア等の不具合
・お客さまが本件利用約款の定める義務に違背する行為
・サーバーの停止、データ等の減失、損傷、漏洩、その他本サービスに関連して生じた損害
iCLUSTA+(アイクラスタプラス)の2012年以降の稼働率を公式サイトで公開しており、稼働率が100%未満の月は、2012年0回、2013年1回、2014年2回、2015年2回、2016年1回、2017年0回、2018年1回、2019年0回、2020年6月まで0回という実績です。
稼働率がもっとも低いのは2018年4月の98.840%で、そのときには25%が返金されたことになります。
サービス品質保証制度(SLA)を導入していなければ、売上の25%を失うことはなく、稼働率にこだわりと自信を持ったレンタルサーバー 以外はサービス品質保証制度(SLA)の導入が困難だといえます。
サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバー一覧
主要なレンタルサーバーを調査した結果です。
サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバーには保証される稼働率を入れてあります。
※表は、横にスクロールしますので、表を横方向にスワイプしてご覧ください。
「サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバー」まとめ
サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバーは全部で6サービスあります。
そのうち、3つのレンタルサーバーが100%稼働を保証し、3つのレンタルサーバーが99.99%稼働を保証をしています。
サービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバーを月額費用(12ヶ月契約)の安い順に並べるとiCLUSTA+(アイクラスタプラス)ミニプランが月額934円、 mixhost(ミックスホスト)スタンダードプランが月額980円、お名前.comレンタルサーバーRSプランが月額980円、WebARENA SuiteX(ウェブアリーナ スィートエックス)スタンダードプランが月額1,361円、XSERVER BUSINESS(エックスサーバービジネス)B10プランが月額3,800円、CPIレンタルサーバーSV-Basicプランが月額3,800円となります。
単純に価格だけでレンタルサーバーの優越を決めることはできませんが、月額1,000円以下でサービス品質保証制度(SLA)を導入しているiCLUSTA+(アイクラスタプラス)ミニプラン、mixhost(ミックスホスト) スタンダードプラン、お名前.comレンタルサーバー
RSプランがオススメです。
特に、サーバー稼働率100%を保証し、かつサービス品質保証制度(SLA)を導入しているレンタルサーバー最安値のiCLUSTA+(アイクラスタプラス)ミニプランは頭ひとつ抜け出たプランだといえます。